平野レミ「好き嫌い克服4か条」

平野レミ「好き嫌い克服4か条」
こんにちは。remyのホームページに多く寄せられるのが、「子どもの好き嫌いをなくすにはどうすればいいですか?」という質問です。子育てをするお母さんなら誰もがぶつかる壁ですよね。今日は、私が自分の息子たちにやってきたことを簡単にご紹介します。
おなかをペコペコにさせる
まずひとつは、間食はさせずに、「ごはんを待つ楽しさ」を教えるということ。ただ待つだけじゃなくて、料理をしているときにそばにいさせたり、お手伝いさせるのも効果的ね。そうすると、調理の音や匂いでお腹も空いてくるでしょ。おなかペコペコで、自分がお手伝いしたものが食卓に並んだら、嬉しくって嫌いなものも食べれちゃうものよ。
おなかをペコペコにさせる
最初は細かく。徐々に大きく。
もうひとつは、嫌いな食べものは、少しずつ大きくしていくということ。最初は、煮込んだり、つぶしてピュレ状にしたりして、外見を分からなくさせちゃうのがポイント。それに慣れたら、次はみじん切り。それに慣れたら、徐々に切り方を大きくしていく。ちゃんと食べられたら、その都度しっかりほめてあげることも大切ね。
最初は細かく。徐々に大きく。
子どもが好きな味を利用する。
嫌いな野菜を食べられるようになるまでは、マヨネーズ味、トマトケチャップ味、カレー味など、子どもの好みの味つけにしてあげるのも大切。きんぴらごぼうはよく食べるけど、人参が食べられないという子がいたら、ごぼうも人参も小さく切って、分けられないほど細かく切って混ぜる、というのも効果的。そうすれば、ペロっと食べてくれますよ。食べらてくれたら、またちゃんとほめること。
子どもが好きな味を利用する。
幼稚園の先生を味方につける。
お弁当に嫌いな野菜を少しだけ入れて、それをあらかじめ先生に伝えておくって作戦もあります。「息子が嫌いな人参を少し入れておいたから、食べたら思いっきりほめてあげてください」って伝えておく。そうすると、子どもたちも先生の前だからカッコつけて、「これくらい食べられるよ!」と食べてくれる。もちろん、家に帰ってきてもたくさんほめる。とにかく、ほめまくることね。逆に、好き嫌いをなくすためにいちばんやっちゃいけないことは、叱ることです。叱られた嫌な思い出と、その野菜が結びついて、さらに嫌いになっちゃうから。
幼稚園の先生を味方につける。
という感じで、私はうちの子たちの野菜嫌いをなくさせました。嫌いなものを食べさせるにはちょっと工夫が必要だけど、それを乗り越えれば、その先ずっと、子どもと一緒に同じごはんを食べられる。親にとっても子どもにとっても、それってとっても幸せなことだと思うの。子育ては大変だけど、頑張っておいしい手作り料理を食べさせてあげてくださいね。

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