「蔵盛さんちの塩・お母さんの塩」のお話

「蔵盛さんちの塩・お母さんの塩」のお話
沖縄本島から飛行機でさらに1時間半。どこまでも深い藍色の海に囲まれた与那国島でつくられる、「蔵盛さんちの塩」。最初は、父・章夫さんが趣味としてはじめたものが、評判を生み、いまでは家族総出で製塩所を営むように。大粒で優しい食感の塩の結晶は、まさに与那国島の自然の雄大さを物語っているようです。

黒潮の力を最大限に

蔵盛さんちの塩は、与那国島の黒潮から作られます。海水を汲み上げて、塩づくりに適した濃縮海水をつくるのが、章夫さんの仕事。海水を味見し、自身が納得した海水だけを汲み上げます。汲み上げた海水は、あらかじめ用意しておいたくぼみに溜め、2〜3日天干しし濃縮させます。どんなにいい塩の結晶ができたとしても、味が美味しくなくては意味がない。“海水を汲み上げ、濃縮させる”この工程は、塩の美味しさを左右する重要な作業。「黒潮の持っている力をどこまで引き出せるか」という章夫さんのこだわりがうかがえます。
「蔵盛さんちの塩・お母さんの塩」のお話

蔵盛製塩の塩は、この青い海から作られています。

手づくりの大きな平釜に薪を炊き、塩の結晶を作るのが娘・京子さんの役目。三段階に分けてゆっくり丁寧に海水を煮詰め、不純物を取りのぞいていきます。天候や気温に影響されるとてもデリケートな作業で、煮詰める時間もその都度異なります。透明度の高い、透き通るような結晶は、こうした手間ひまかけた職人の手によって生まれます。

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remyがセレクトした「お母さんの塩」は、蔵盛さんのお母さん・つるこさんが厳選したお塩です。うすい板のようなフレーク状で、塩の結晶が残っているのに、食感はふわっと優しい口あたり。すっきりとしていて、キレがあり、肉の脂身もさっぱりいただけるので、赤身のお肉によく合います。
「蔵盛さんちの塩・お母さんの塩」のお話
「与那国島の自然を形にして全国に届けたい」そんな蔵盛さん一家の想いが込められた塩。その結晶には蔵盛さん一家の優しさがたっぷり詰まっています。
「蔵盛さんちの塩・お母さんの塩」のお話
写真協力:蔵盛製塩
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